冬が深まり、いよいよスキーシーズン到来ですね!スキーシーズンに入る前の10月頃から、オープンし始める室内スキー場もあります。室内スキー場は一体どんな方法でゲレンデを作っているのでしょうか?
室内スキー場の歴史
豊島園スキー場
1958年、豊島園に世界初の室内スキー場がオープンしました。スロープにオガクズを敷き、その上に本物の雪を載せた構造となっています。
福岡室内スキー場
豊島園スキー場に続いて、同年にオープンしました。
狭山スキー場
1959年オープン。関東地方唯一の造雪機による室内スキー場として注目を集めました。
スキーイングイン津田沼
1991年に開業。現在は閉鎖されています。
SSAWS
1993年に開業、2002年に閉鎖されました。当時としては最新のスノーマシーンで天然に近い雪を作る室内スキー場として話題にのぼりました。
人工雪の作り方
造雪機(かき氷機を多くくしたもの)で雪を削ったり、降雪機を使って空気を圧縮し、そこに水を噴きかけたりしながら雪を作り出しています。最近の室内スキー場では吸水ポリマーを使用した人工雪を使用している所もあります。その人工雪はサラサラしたパウダースノーに近い質感です。
近年では温暖化が進行しており、野外のスキー場でも降雪機やスノーマシーンに頼らざるを得ない場合があります。スキー愛好家にとって人工雪はありがたい発明品ですね。